教員の経験年数に応じて行われる研修の一環として行われた授業です。

研修テーマは、「児童の特性を理解し、児童の良さを伸ばす指導力を身に付ける」です。

県西教育事務所より指導主事さんに、そして、小田原支援学校よりお二人の先生にお越しいただき、ご指導をいただきました。

ＬＲ３組は在籍１人です。

その子に合った学習を計画します。

これまで、教室の飾りや図工の作品作りで絵の具を使った学習に意欲的に取り組んでいました。

今回の学習は、得意な絵の具での色付けを生かして、作品をつくり、お世話になった人に感謝の気持ちを伝えようというものです。

まずは、この時間にやることを確認。

カードを使って、今日の学習の流れを確認します。

最初は絵本の読み聞かせから…。

お話に合わせて体を動かすなど、興味をもってお話をきいていました。

そして、本題。

いくつかの絵の具の中から、使いたい色と色の付け方を選びます。

まずは赤を選択し、ローラーで塗ることを選択しました。

画用紙いっぱいに思いきりローラーを転がしていきます。

さらに筆を選んで、色付け。

そしてまた、ローラー…。

きれいな色が描かれていきます。

ここで気分転換。

色が付いた小さなボールを、同じ色が付いている穴に入れていきます。

「もう１回！」と意思表示をしながら、チャレンジし続け、うまくいったときには親指を立てて「Good」のポーズ。

後半は、また色塗りです。

今度は黒の絵の具を選びました。

筆を使って、細長い画用紙にきれいに真っ黒に塗っていきます。

隙間がないくらいきれいに塗り上げました。

最後はシール貼り。

シールをシートから１枚ずつ器用に剥がして、画用紙に貼っていきました。

そして、片付けとお掃除。

たくさんの大人に見られて戸惑い気味でしたが、自分自身で塗りたい色や塗り方を選択し、最後までやり遂げました。

Goodサインもたくさん出て、自分の思いや気持ちをいろいろな形で表現することができました。