【校長のつぶやき】学校保健委員会から…睡眠と言葉の大切さを改めて感じます(令和7年11月13日・木)
- 公開日
- 2025/11/13
- 更新日
- 2025/11/13
校長のつぶやき
今日の学校保健委員会は、本当に素晴らしい会でした。
まず保健委員会の子たちが、ここまでよくまとめ、発表の内容も仕方も分かりやすく、感心しました。
そして、それを受けてのみんなの話し合いも熱心になされ、どうしたらいいかを真剣に考えていることがよく分かりました。
職員の声からも、最近、人を傷つけるような言葉を聞く機会が少なくなり、それに伴い、いさかいやトラブルも減ってきているように感じるということがうかがえます。
私自身も、その点については同感です。
もちろん、「ゼロ」というわけではありません。
これは、アンケート結果からも言えることですが、ゼロではないけれど、減ってきているのです。
職員の指導の効果かもしれませんが、やはり何といっても子供たちの意識が育ってきているのことが大きな要因だと思います。
昨年度の5月の朝会で、私も「リフレーミング」の話(短所と思われることも、見方をとらえ直すことで長所ととらえることができる。友達の良さや自分の良さを見つける際の参考に…)という話をしましたが、今年度は、「言いかえたいやき」活動という形で具体的に活動することで、子供たちの意識が一気に高まっているようです。
もちろん、簡単に変わるものではありません。
時には、似たようなことを繰り返したり、無意識に他人を傷つけるような言動をとったりすることもあるでしょう。
その時に、周囲の仲間がどのような対応を取り、本人も謙虚に、そして真摯に、自分のとった言動を振り返るかということが大事です。
失敗をなるべく繰り返さないためにはどうしたらいいかを考えることも大切。
すぐにイライラしてしまう子、自分の感情をコントロールすることが苦手な子もいるでしょう。
でも、「絶対にいい方向に向かうことはない」と決めつけるのでなく、感情をコントロールする技(アンガーマネジメント)なども示しつつ、少しずつでもいい方向に向かっていることを認め、その子たちに自信を付けられるようにしたいものです。
先日、5・6年生が受けた「スマホ・ケータイ安全教室」でも触れられていましたが、ゲーム等にはまりすぎて、睡眠不足になると、イライラしがちになります。
そういう点で、今日、話題になっていた「睡眠」のとり方も大事なポイントと言えるでしょう。
国府津小学校の雰囲気は、間違いなくいい方向に向かっています。
これも、みんなの努力の賜物。
「睡眠」と「言葉」…これからも考えていきましょう。