【校長のつぶやき】電話でお願いできたよ!(令和7年11月12日・水)
- 公開日
- 2025/11/12
- 更新日
- 2025/11/12
校長のつぶやき
2年生は今度、生活科の学習で「町探検」を計画しています。
自分たちが行ってみたいところを出し合い、聞いてみたいこと、見てみたいことを考え中。
でも、そもそも、そこに見学に行かせてもらえるのかどうか…。
自分たちで電話をかけてお願いすることになりました。
今日の昼休み、事務室の電話を使って、魚伊三さんと国府津保育園の2か所に電話をします。
ドキドキしながら電話をかける子供たち。
応援の子たちも事務室に駆け付け、電話をする前に練習。
受け入れてもらえた場合と、受け入れてもらえなかった場合の両方の受け答えも練習しました。
緊張しながらも丁寧な言葉でお願いをしてみると、2か所とも、快く見学を受け入れてくださいました。
電話を切った瞬間、応援の子たちと一緒にとび上がって大喜び!
よかったですね!
二人ともよく頑張りました。
実は、この時間、私はオンラインで会議中のため、直接、この緊張と喜びの場面に立ち会えませんでした。
そばにいた担任が、この一連の様子をChromebookで動画撮影をし、放課後、見せてくれたのです。
自分たちの力で町探検の約束を取り付けた子たち。
自信もついたことでしょう。
昨今、LINEなどのSNSで会話をすることが多く、スマホを使って電話をすることもほとんどないといわれている若者たち。
社会人になって、勤務先でかかってきた電話をとることに抵抗感をもっている若者が多いという報道があります。
メールやSNSが主流になってきても、電話で連絡する機会は必ずあり、直接、会話をすることで通ずることもあります。
今回のような体験をたくさん積むことも大事ではないかと感じています。
電話をかけた二人に、放課後、たまたま会ったので、「担任の先生から動画を見せてもらったけど、二人ともよく頑張ったね。町探検、行けることになってよかったね。」と声をかけたら、二人とも笑顔でとてもうれしそうでした。
その笑顔には、自信に満ちた表情も感じられました。