【5年】スマホ・ケータイ安全教室
- 公開日
- 2025/11/10
- 更新日
- 2025/11/10
できごと
+7
10日(月)第3校時、KDDIの方にお越しいただき、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。
3つの動画の事例をもとに、何が問題なのか、どうすればよいのか、みんなで考えました。
最初の動画は、SNSに入力した言葉が誤解を招き、友達の関係が崩れてしまう可能性があるという話。
みんなで映画を見に行く約束をしていた仲良しグループ。
「どういう方法で来るのか」を尋ねるつもりで、「なんで来るの?」と入力したら、その言葉を読んだ相手が「自分のことを来てほしくないみたい」と受け取り、「私、行かない」と返す。
さらに、それを読んだ友達が、どうして急にこんなことを言うのか不思議に思い、「私たち友達でしょ。一緒に行こうよ。」と言うつもりで「友達じゃない」と入力すると、これを読んだ子は「友達ではない」と否定されたように受け止めるといった内容です。
どういう言葉で返せばよかったのかをみんなで考えました。
顔を合わせたり、電話で話したりしていれば、イントネーションなどでニュアンスが伝わる言葉ですが、文字だけでは誤解を生むことがあるという事例でした。
トラブルを防ぐポイントは、「相手の気持ちを想像する」「立ち止まって考える」…『思いやりを忘れずに』です。
2番目の動画は、SNSへの投稿に夢中になりすぎて、寝不足になり、日中の学校生活で集中力が持続しなくなるという話。
集中力が持続しなくなると、親や先生、友達の忠告、言葉がけがうっとうしく感じ、イライラが募ってしまいます。
いわゆる依存症へと向かってしまう恐れがある事例でした。
このようにならないようにするにはどうしたらよいかを考えました。
自分の依存度チェックもしました。
トラブルを防ぐポイントは、「おうちの人と相談しながら…『ルールを作ろう』『ルールを守ろう』」です。
最後の動画は、ネットを通して知り合った相手に会うことで危険な目にあうといった話です。
ネットでは、あこがれの存在だったのに、いざ会ってみたらまったくイメージが異なり、それどころか監禁されそうになり、何とか逃げ出してくるという、ちょっと怖い話でした。
トラブルを防ぐポイントは、「知らない人とやり取りしない」「すぐに使用しない」…『いつでも疑う』『会いに行かない』です。
もしトラブルにあったら、「一人で悩まずにおうちの人や先生に早く相談する」ことが大事です。
警察などの相談窓口をリーフレットでおうちの人と確認しておきましょうという話もありました。
スマホ・ケータイを正しい知識で賢く使いこなせるようになるといいですね。