学校日記

【校内研究】全体会…LR自立活動の授業をもとに

公開日
2025/10/23
更新日
2025/10/23

できごと

2校時目の研究授業(LR自立活動)を全教員で参観しました。

放課後、全教員で協議をします。

各自タブレット端末(Chromebook)を持ち寄り、オクリンクプラスの付箋機能を使って、意見交換。

じゅごゆ記録、子供の姿(発言、記録、表情など)をもとに、子供たちにとってどのような学びがあったのか、手立ては有効だったのかなどを検討します。


さらに、小田原市教育委員会から指導主事をお招きし、指導助言をいただきました。

支援級特有の「自立活動」についての内容や課題を、本時の授業と結びつけてお話をいただきました。

支援級の場合、個別の指導計画を作成し、一人一人の実態に応じた目標や内容を設定します。

さらに、今回のように、何をどのように紹介するか、自己選択・自己決定をすることで、思考・判断・表現する力を高めることになります。

そして、その活動に取り組んでいく中で、「わかる・できる」を実感し、共に関わることで楽しさや喜び(達成感)を得ることができれば、主体的・対話的な学習にもつながります。

良好な人間関係の形成、コミュニケーション力の向上にもつながると、ご助言いただきました。

「わかる・できる」などの成功体験、「褒められた・認められた」などの承認体験が、自己肯定感や自己有用感の向上にもつながります。

今回の研究授業では、優しい雰囲気の中、ポジティブや声がけ、励ましがあり、子供たちにとって安心できる環境のもと、子供たちは自分の好きなこと・得意なことを紹介し合い、友達の良さを見つけようとしていました。

本時で感じた学級の雰囲気、子供たちの選択や決定を尊重した授業展開、成功体験や承認体験の保障などが、すべての学級・多くの授業、授業を含めた学校の教育活動全体に生かしていきたいと思います。