【6年】落ちや重なりがないように整理しよう
- 公開日
- 2025/09/10
- 更新日
- 2025/09/10
できごと
+7
教員の経験年数に応じて行われる研修の一環として行われた授業です。
授業者の個人テーマは「多角的な見方や考え方を出し合う学習環境づくり」です。
小田原市教育委員会より研修相談員さんにお越しいただき、ご指導をいただきました。
6年生の算数で、何通りあるかを調べるいわゆる「場合の数」の学習です。
「お祭りでは、ヨーヨー釣り、りんご飴、かき氷、金魚すくいの4つの出店がある。4つの出店に順番に行くためには、どんな場合があるかな?」
これを落ちも重なりもないように整理します。
Chromebook上で、いろいろな整理の仕方を考えます。
とにかく、どんな場合があるかを出店の名前を並べて考える子。
最初に行く出店を決めて、次に2番目、3番目…と順番に決めて書き並べる子。
イラストを使って考えている子。
枝分かれするような図(いわゆる樹形図)を描いて整理する子。
…いろいろなやり方を考えていました。
途中、友達同士で考え方の交流。
「全部を書き出すのは大変!」
「出店の最初の言葉…ヨーヨー釣りだったら「ヨ」、りんご飴だったら「リ」って決めて、その字を並べれば速くなる!」
「なるほど、そのやり方だと分かりやすいかも。」
「最初の出店を1つ決めて何通りあるかを調べると6通り。出店は4種類だから、6×4=24で、24通り。」
「計算を使えばさらに速い!」
友達との交流を通して、新たな整理の仕方に気付いている子がたくさんいました。