【校長のつぶやき】運動会の種目を自分たちで考える!(令和7年9月4日・木)
- 公開日
- 2025/09/04
- 更新日
- 2025/09/04
校長のつぶやき
今年の運動会は、自分たちのアイデアややりたいことを取り入れて作り上げる!
そんなねらいをもって、運動会への取り組みが進んでいます。
もちろんすべての学年で、すべて自分たちで考えるというわけにはいきませんが、各学年の発達段階に応じて、自分たちの思い・やりたいこと・アイデアを取り入れながら、種目を考えています。
今日、6年2組では、運動会の種目について話し合っていました。
子供たちの思いから、すでにダンスをすることは決まっています。
国府津の子たちは「ダンスが好き」という子が多く、過去2年間、高学年のダンスは自分たちで振り付けを考え、ダンスリーダーを中心に子供どうして練習を重ねてきました。
今日は、そのダンス以外の種目をどうするか…。
5・6年生の高学年ブロックで行いたいか、6年生だけで行いたいか…。
どんな種目をしたいか…。
それぞれの良さややり方を確認しながら、話し合いが進みます。
正直なところ、これまでのように教職員側が決めてしまえば、スムーズに準備が進み、子供たちにとっても実はその方が楽なのかもしれません。
しかし、子供たちの思いを大事にしたいという本校の教職員の思い、自分たちで作り上げたという実感や達成感を味わわせたいという教職員の思いから、今年度は思いきってこのような形で進めています。
子供たちも意欲的に考えています。
意見がぶつかるときもあります。
そのようなときにどのように調整をするか、何を根拠に決定していくか…これらも学習です。
主体的・対話的な深い学びになるのではないかと思います。
時間や手間はかかるかもしれません。
もしかすると出来栄えも今一つと感じる方もいるかもしれません。
しかし、この運動会を作り上げていく過程(プロセス)はいろいろな点で、子供たちの力になると信じています。
運動会をご覧になるときに、出来栄えというよりはそれまでの過程(プロセス)を想像していただきながらご覧いただけたらと思います。
子供たちがどのような頑張りを見せてくれるのか、楽しみです。