【OJT】支援シートのつくりかた
- 公開日
- 2025/09/02
- 更新日
- 2025/09/02
できごと
OJT(On the Job Training)…職場内で、職員同士が教え合う研修。
自分の得意な分野・スキルについて、各教員が講師となり、他の教員に伝えていきます。
都合のよいときに、出たい内容について出席するという自由参加の研修です。
放課後、あまり時間が取れないのが現状ですが、時間が取れそうな日を見つけ、中堅教員が中心になって、1年間の計画を立てていました。
今年度も既に3回目。(今年度に実施された過去2回は、HPにアップしていませんでした。)
今日は、「支援シートのつくりかた」について。
「支援シート」は、支援が必要な子供一人一人に、成長の過程をたどる所属機関(幼稚園・保育園→小学校→中学校→高校→…)における支援(縦のつながり軸)と、教育・保健・医療・福祉・労働等の諸機関の連携による支援(横のつながり軸)という2つの軸で整理した連携ツールです。
(「支援シート」は神奈川県が推奨している「個別の支援計画」で、縦のつながりのためのシートが「支援シートⅠ」、横のつながりのためのシートが「支援シートⅡ」とされています。)
安心して学校や進学後・卒業後の生活が送れるように支援をつないでいきます。
支援をつなぐためには、子供への必要な支援の在り方などの情報(「支援シート」など)が共有され、関係者間で共通理解できることが重要です。
子供たちが安心して学び、成長していくことをみんなで支援していくために「支援シート」を活用します。
支援シートは、本人・保護者と学校等が一緒に作成し、本人・保護者が保管します。
国府津小学校では、本人・保護者の了承を得て支援シートをコピーして保管しています。
今日のOJTでは、支援シートの目的と重要性を再確認し、教室で役立つ支援シートの記入方法を確認しました。
そして、具体的な事例を通して、支援シートを活用する方法を確認しました。
障がいの有無にかかわらず、一人一人がもつ自らの力では解決できな困難なこと(教育的ニーズ)を抱えているすべての子供たちのために、それぞれの子供たちに応じた働きかけができるように、支援シートを作成します。
もし「支援シート」を作成してみようかなという保護者の方がいらっしゃいましたら、遠慮なく学校(教育相談コーディネーター、担任、養護教諭、管理職…誰でも結構です)までお声かけください。
その子に合った支援の在り方を一緒に考えていきましょう。