学校日記

「ゆりかごのうた」を一緒に(校長室から)

公開日
2025/03/18
更新日
2025/03/18

できごと

今日は今年度最後の放課後子ども教室にお邪魔しました。放課後子ども教室は、火曜日の5時間目に、1・2年生を対象として開催されているものです。これは小田原市教育委員会の事業で、各校で回数や参加できる学年などは異なりますが、全25校で実施されているものです。

2階多目的室に集合すると、子ども達はまず、宿題にとりかかりました。指導員の先生方が優しく声をかけてくれる中で、友達と一緒に取り組んでいました。友達と一緒にやる宿題は楽しいですね。(ね!楽しいですよね!)学年も終わりに近くなっているので、1年生の宿題は無いようでした。

宿題の目途がついた後、今日は指導員の先生から、北原白秋の「ゆりかごのうた」についての話を聞きました。歌詞に出てくる「カナリア」「びわの実」「きねずみ」はどれか?と言ったクイズを交えつつ(これが大いに盛り上がりました。先生に対する子ども達の”つっこみ”が面白くて、大笑いしてしまいました。ごめんなさい、先生・・)、最後にみんなで「ゆりかごのうた」を歌いました。私も久しぶりに歌ったのですが、子ども達と一緒にこうした童謡を歌うのもいいものだなぁと思いました。北原白秋は小田原に8年間居住し、たくさんの童謡をつくりました。小田原市の大切な財産だと思います。

ところで「きねずみ」は何だかお分かりになりますか?私は恥ずかしながら「黄ネズミ」だと思っていました。本当は「木ねずみ」でリスのことだそうです。2年生が「リスのことです。ネズミは木に登りません」と言っていました(敬語で!)。物知りな2年生です。

のびのびと歌う子ども達の様子から、古くてもいいものはいいのだ、と改めて思ったのでした。