宿泊学習での学び・成長(5年)
- 公開日
- 2024/07/12
- 更新日
- 2024/07/12
できごと
子どもの成長した姿をお知らせしようと思いつつ、少し時間が経ってしまいましたが、宿泊学習の時の言葉を紹介します。ぜひとも多くの方に子どのの成長した姿をお伝えしたいと思います。
☆ 「どのグループでもいいよ。」
グループ決めのときに、聞いた言葉です。「どの子と一緒のグループになっても楽しく過ごす」という気持ちが伝わってきます。“新たな環境を楽しもうという姿勢”は、今後の進級・進学・就職など、大きく環境が変わるイベントを乗り越え、適応していくために必要な姿勢です。このような姿勢で宿泊学習に臨む子がいたことを、頼もしく思うとともに、嬉しく思った言葉でした。
☆ 「リーダーが時間をまちがえてしまったら、みんなもまちがえる。リーダーが場所をまちがえたらみんなもまちがえます。なので、しおりを何度も確認して、腕時計も何度も確認しました。」
リーダーとは、どのような役割・責任を担っているのか、リーダーの判断・行動はチームにどのような影響を与えるのかを、よく理解している言葉です。
そして、理解しているだけでなく、行動することもできています。“仲間を正しい方向へ導くための準備・判断・行動”ができる“本物のリーダー”が育ってきていることを実感させてくれた言葉でした。
☆ 「最後に楽しかったという声があり、楽しい思い出となりました。」
この子は、しおりづくりや、各担当・学年の児童への説明など、多くのことに取り組んでいました。その分、乗り越えるべき課題も多く、大変苦労しましたが、アドバイスをもらったり、協力したりしながら、粘り強く取り組みました。
その結果、その場だけの瞬間的な楽しさだけでなく、粘り強く取り組んだ先に得られる楽しさを体験することができました。
“粘り強く取り組んだ先に得られる楽しさ”を体験した子は、“困難を前向きにとらえて乗り越え、成長する”という価値を獲得することができます。5年生の段階でこの価値を獲得しているのですから、この先は「伸びしろ」だらけですね!これからの活躍が楽しみになる言葉でした。
お知らせしたい言葉・学び・成長はまだまだあるのですが、今回はどの子にも意識してほしいこととして、この3つの言葉を取り上げました。現在できていなくても大丈夫です!学ぶチャンスは、まだまだたくさんあります!(一生をとおして学んでいくことです!)
“新たな環境を楽しむ”“仲間を正しい方向へ導くための準備・判断・行動をする”“困難を前向きにとらえて乗り越え、成長する”という意識は常にもち、できそうなときには積極的にチャレンジしてくれればと思います。