優しい言葉でいっぱいの学校にしたいです。みんなで!(校長室から)
- 公開日
- 2024/10/15
- 更新日
- 2024/10/15
できごと
今日の始業式の校長の言葉では、今年度の初めに、芦子スマイル事務局委員会の5・6年生が考えて、全校でこれにしようと決めた、児童会スローガン(合言葉、めあて、目標とも言えます)について話しました。
どんな言葉だったか子ども達に聞きながら話を進めていったのですが、小さい声で「日本一の」とか「協力できる」というキーワードをポツリポツリと呟きながら聞いてくれている子もいました。小さい声でしたが、「始業式」という儀式の中で大きな声を出すのは憚られると思っていた子も多かったと思うので、多くの子がこのスローガンについては、しっかり意識できていたのではないかと思います。
子ども達にはこのように話しました。
「友達思いで協力できる日本一の芦子小にしよう」
後期の始めに、この目標をみんなで振り返ってみたいと思います。心の中で◎◯△を自分でつけてみてください。
・まず、「友達思い」についてです。自分のことだけでなく、お友達の気持ちを考えて行動できましたか?困っている友だちがいたら「大丈夫?」と声をかけましたか?その人のために何かできましたか?友達が嫌がることをしたり、言ったりしませんでしたか?
・「協力して」はどうでしょう。クラスや学年、学校のために、みんなで協力して何かをやってみようとしましたか?誰かがやってくれる、自分がやらなくても先生が何とかしてくれると思っていませんでしたか?「一緒にやろう」とお友達に言えましたか?
私は、この目標を聞いたときに、「友達思い日本一」「協力できる日本一」の学校ってどういう学校だろうか?と考えました。あれこれ考えてこう思いました。それは、日本一優しい言葉にあふれている学校ということではないのかな、誰かのために自分で考えて行動する人が日本一多い学校ということなのではないのかな、と。皆さんはどう思いますか?そんな日本一の学校にするのは、私一人だけの力でも、先生たちの力だけでも、できません。皆さん一人一人の力が必要なんです。
もし、前期を振り返って、できていなかったな、もう少しできたかもしれないなと思う人は、今から、少しずつでいいから自分の行動を変えてみましょう。誰かのために動いてみましょう。そして、話す言葉を変えてみましょう。「大丈夫?」「一緒にやろう」「ありがとう」そんな優しい言葉を自分からたくさん言えるといいです。
「友達思いで協力できる日本一の学校」をいっしょに作っていきましょう。芦子小がみんなの優しさでいっぱいの学校にしましょう。
私たち大人も、子ども達の良きモデルとなって、優しい言葉で、子ども達を励ましていきたいものです。厳しい言葉も、優しい気持ちで言いたいと、自分自身に言い聞かせています。