世代をこえて(校長室から)
- 公開日
- 2024/10/01
- 更新日
- 2024/10/01
できごと
9月29日(日)の芦子地区区民体育祭にお招きをいただきました。朝から雲が厚く、雨の心配もありましたが、かえって気温が上がらず風もあり、絶好の運動日和でした。
コロナ禍では開催できなかったこうした体育祭(地区によっては健民祭)も、昨年から実施する地区が多くなったようです。形を変えて実施している地区もあると伺っています。
先月は4年生が社会科の学習で「防災」を学んでいることを繰り返しお伝えしました。子ども達は、「地域の力」を高めるためにお祭りなどのイベントを実施している地区があることを知り、大きな災害があったときに近隣の住民が助け合って困難を乗りこえてきたことなどを学びました。それは関西の事例でしたが、おそらく全国各地で防災につながる地域の催しが行われているものと思います。体育祭も広くとらえれば「防災」に備えるものと言えると思います。
芦子小の児童もたくさん参加していて、大人たちと混じって様々な競技に取り組んでいました。学校とはまたちょっと違う姿を見ることができ、なんだか新鮮でした。保護者の方が一生懸命走ったり、何かを運んだりしている姿も、ちょっと新鮮でした。家の人や近所の友達を、子ども達は一生懸命に応援していました。
そんな様子を拝見しながら、世代を超えて同じ体験をするということは、とても貴重な機会だと改めて思いました。そして、大人が何かに一生懸命に取り組んでいる姿を子ども達に見せることも、子ども達の成長にとって、とても価値のあることだとも思いました。