4年生 国語 「白いぼうし」の学習の一環で ~4年学級だよりから~
- 公開日
- 2025/05/20
- 更新日
- 2025/05/20
4年
以前、国語「白いぼうし」の学習の一環として、実際にレモンと夏みかんの匂いを嗅ぎ比べたり、本当にもぎたての夏みかんの方が匂いが強いのか確かめたりしたことを紹介しました。
その活動の際に、とてもいい匂いであることから
「食べたい!!」
という声もたくさん上がりました。
「教室で食べてもいいか校長先生に聞かないといけないな。」
と答えると、その日のうちに校長先生に聞きに行った子が何人もいました。
「アレルギーが大丈夫ならいいって!!」
と顔を輝かせながら嬉しそうに報告してくれました。
素晴らしい行動力に驚きました。
そのような話をしていたところ、5月1日(木)の朝、前回もぎたての夏みかんを持ってきてくれた子が、
「1組さんの分も。」
と、立派な夏みかんを6個も持ってきてくれました。
1組に半分おすそ分けをしに行き、早速皮を剥いて食べてみました。
「夏みかんて、こんな味だったんだね!初めて食べた!」
「すごく美味しい!」
「自分の家で食べたのより美味しく感じる!」
「剥くと更にいい匂い~!」
など、様々な感想が聞こえました。
そして、多くの子が
「タネを持って帰っていいですか?」
と言って、折り紙で袋を作り、大事そうに持ち帰っていました。
みんなで食べた夏みかんは、特別な体験になったようです。
教室から廊下まで広がった夏みかんの良い香りや、甘酸っぱい美味しい味を実体験したことで、チョウの代わりに夏みかんを入れてあげた松井さんの気持ちをより深く実感できたのではないかと思います。
「みんなのために」と、たくさんの夏みかんを提供してくれた子に、みんなで感謝の言葉を伝えました。