4年生 国語 「白いぼうし」
- 公開日
- 2025/04/26
- 更新日
- 2025/04/26
4年
「これは、レモンのにおいですか。」
「いいえ、夏みかんですよ。」
そんな会話から始まる『白いぼうし』の学習を、国語で行っています。
学習が始まる前に、本校の職員からレモンをいただいたので、廊下に置いておくと、みんなクンクン匂いをかいでいました。
「夏みかんも手に入れなければ…。」と考えていると、また偶然別の職員からいただくことができました。
白いぼうしをかぶせて、国語の時間に登場させると
「中身入っているのかな?」
「え?もしかしてモンシロチョウが入っているの?」
とワクワクした反応が返ってきました。
そして、みんなで夏みかんの匂いも嗅いで、レモンとの違いを比べました。
冒頭の会話は、「ほう、夏みかんてのは、こんなににおうものですか。」「もぎたてなのです。」と続きます。
「先生、私のうちに夏みかん(の木が)あるから持ってきてあげるよ。」
と言って持ってきてくれた子がいたので、本当にもぎたての方が匂いが強いのか比べることもできました。
「夏みかんがあるってことは、季節は夏?」
「いや、今採れてるんだから、今の時期でしょ!」
「いや!教科書に「今日は、六月のはじめ。」って書いてあるよ!ほらっ!」
実物があることで、物語の世界と現実の世界が繋がり、子どもたちの会話もどんどん広がっていきます。
互いの言葉をよく聞き、時にツッコミを入れながら話し合いを楽しめる関係性が築かれているのも素敵です。
今後も楽しみながら、意見を交流して学びを深めていきたいと思います。