パワーアップ研修 5年生 国語 「事例と意見の関係をおさえて読み、考えたことを伝え合おう」
- 公開日
- 2025/01/20
- 更新日
- 2025/01/21
校長室から
+7
市が主催する教員研修のひとつに「パワーアップ研修」があります。
関連記事 令和6年9月9日 パワーアップ研修 ~5年生・国語の授業をとおして~
授業実践の工夫改善に取り組んでいる教員に対し、市の研修相談員が個別に学校を訪問し、年間5回程度、その教員へ個別に研修を実施し、より一層の指導力向上をねらいとして行われています。
本年度、5年生の担任が本研修を受講していますが、今回が今年度の最終回でした。
今年度のはじめのうちは、5年生の子どもたちこそ、そわそわしている感じでしたが、徐々に環境に慣れてくるのでしょう。
「先生、何か顔が赤いよ!」
「先生、緊張していますか?」
まるで、担任の緊張を自分たちがほぐそうかな…という感じのつぶやきがきこえてきます。
小田原市から来校している研修相談員に加えて、本校の職員も、時間をみつけては次々と参観に来ていました。
後ほど、授業者の求めに応じて助言したり、子どもの姿からみえる価値を伝えたり、延いては、参観者自身の授業や学年・学級経営にいかしていったり…ということにつながるので、「三方よし」なのかもしれません。
この時間は、これまでに教科書の説明文「想像力のスイッチを入れよう」から読み取ってきたことをいかし、今度は新たな2つの事例について、その後の結末を考え、話し合おうとしています。
まずは、写真・画像のように、一斉に黒板の前に集まり、これまでの振り返りや、この時間に取り組むことの確認等をしています。
そして、一人一人が自分の考えを、学習用端末を用いて、オクリンクというソフトウェアを活用しながら、入力していきました。
(それにしても、個人差こそあれ…文字入力のスピードが全体的にはやいです。)
その後は、グループごとに集まって、自分の考えをアプトプットしながら、話し合っています。
「こんなことを言ったら気まずくね?」
「Aさんと〇さんが、仲直りしないと先に進まないよね?」
全体、個人、グループ…と1時間の中で様々な学習活動が展開されているので、子どもたちも、都度、新鮮な気持ちで取り組んでおり、学びがしっかりと継続していました。
さて、パワーアップ研修としてはこれで終了となりますが、5年担当の授業者自身が、この時間からも次に向けて、授業や自身の課題を見出したようです。
教師として自身が「学び方を学んでいる」のでしょう。
今後も、こういった積み重ねにより、さらに資質・能力を磨き続けていってほしいです。
終わりになりますが、市の研修相談員の先生におかれましては、温かくきめ細かで粘り強いご指導を、年間をとおしてどうもありがとうございました。
この場をお借りしお礼申し上げます。