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パワーアップ研修 5年生 国語 「事例と意見の関係をおさえて読み、考えたことを伝え合おう」

公開日
2025/01/20
更新日
2025/01/21

校長室から

市が主催する教員研修のひとつに「パワーアップ研修」があります。

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授業実践の工夫改善に取り組んでいる教員に対し、市の研修相談員が個別に学校を訪問し、年間5回程度、その教員へ個別に研修を実施し、より一層の指導力向上をねらいとして行われています。


本年度、5年生の担任が本研修を受講していますが、今回が今年度の最終回でした。


今年度のはじめのうちは、5年生の子どもたちこそ、そわそわしている感じでしたが、徐々に環境に慣れてくるのでしょう。


「先生、何か顔が赤いよ!」

「先生、緊張していますか?」


まるで、担任の緊張を自分たちがほぐそうかな…という感じのつぶやきがきこえてきます。


小田原市から来校している研修相談員に加えて、本校の職員も、時間をみつけては次々と参観に来ていました。


後ほど、授業者の求めに応じて助言したり、子どもの姿からみえる価値を伝えたり、延いては、参観者自身の授業や学年・学級経営にいかしていったり…ということにつながるので、「三方よし」なのかもしれません。


この時間は、これまでに教科書の説明文「想像力のスイッチを入れよう」から読み取ってきたことをいかし、今度は新たな2つの事例について、その後の結末を考え、話し合おうとしています。


まずは、写真・画像のように、一斉に黒板の前に集まり、これまでの振り返りや、この時間に取り組むことの確等をしています。


そして、一人一人が自分の考えを、学習用端末を用いて、オクリンクというソフトウェアを活用しながら、入力していきました。

(それにしても、個人差こそあれ…文字入力のスピードが全体的にはやいです。)


その後は、グループごとに集まって、自分の考えをアプトプットしながら、話し合っています。


「こんなことを言ったら気まずくね?」

「Aさんと〇さんが、仲直りしないと先に進まないよね?」


全体、個人、グループ…と1時間の中で様々な学習活動が展開されているので、子どもたちも、都度、新鮮な気持ちで取り組んでおり、学びがしっかりと継続していました。



さて、パワーアップ研修としてはこれで終了となりますが、5年担当の授業者自身が、この時間からも次に向けて、授業や自身の課題を見出したようです。


教師として自身が「学び方を学んでいる」のでしょう。

今後も、こういった積み重ねにより、さらに資質・能力を磨き続けていってほしいです。


終わりになりますが、市の研修相談員の先生におかれましては、温かくきめ細かで粘り強いご指導を、年間をとおしてどうもありがとうございました。

この場をお借りしお礼申し上げます。