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学校日記(学校でのできごとなど)

全国学力・学習状況調査5/27

公開日
2021/05/27
更新日
2021/05/27

校長室から

 今日は朝から少し冷たい雨がしとしとと降っています。昨日の暖かさから急に冷え込み体調管理も大変です。そんな中、学校応援団の保護者の方3名に階段や廊下の清掃に来ていただきました。本当にありがたいことです。
 昨日の給食前、会議室前の廊下に学校運営協議会の写真を貼っていました。たまたま6年生が通りかかりました。「こんにちは。」とあいさつをしようとしたところ、私よりも先にさわやかな声をかけてくれました。たくさんの6年生に「こんにちは」の声をかけてもらい、とてもうれしい気持ちで出張に出かけることができました。
 今日6年生は全国学力・学習状況調査を行いました。これは、全国の子どもたちの学力や学習状況を把握・分析し、教育の成果や課題を明らかにし改善に役立てることを目的に文部科学省が実施するものです。そのため、学校での評価には関係しません。調査内容は国語と算数、質問紙の3つです。教室の様子を見に行くと、解答用紙に向かい真剣に取り組む姿が見られました。例年○○県が一番だったなどニュース等で話題になりますが、順番にこだわるのではなく市全体の傾向や本校児童の得意・不得意などをしっかりと見極め、今後の指導にいかしていきたいと考えています。問題用紙は後日返却の予定です。
 何年か前、6年生を担任していたときに理科の調査がありました。5年生から持ち上がった学年でした。問題を見ていると、基本的な問題が多いなと感じました。「顕微鏡」と答える問題があり、「これは5年の時微小生物や花粉を見るのに使ったからみんな大丈夫だよな。」と思いながら子どもたちにがんばれと心の中でつぶやいていました。解答用紙を集めていると「あれっ」と思いました。「けんびきょう」の文字が見あたりません。3割くらいの子が書けていませんでした。そのとき、顕微鏡を当たり前の言葉だと思っていた自分に力のなさを感じました。そして、学習した用語などは子どもたちにとって当たり前になるように、学習の中で何度も使っていくことの大切さに気づかされたのを覚えています。
 結果については後日お知らせします。