3年生 国語 場面を比べながら読み 感じたことをまとめよう 〜「ちいちゃんとかげおくり」をとおして〜
- 公開日
- 2023/11/02
- 更新日
- 2023/11/02
3年
3年2組の学習の様子です。
国語「場面を比べながら読み 感じたことをまとめよう」という単元で、
教科書の教材文「ちいちゃんとかげおくり」の内容について話し合っています。
教材文が考える…重い…戦争に関する教材なので、真剣で神妙な雰囲気がしています。
教師 「『さいごのかげおくり』って書いていた人は?」
児童 (Aさんは手を挙げていません。)
教師 「あれ?Aさんもそうじゃなかった?」
児童A「うん、さいごでかなしいかげおくり」
児童B「似てる」
児童C「自分も似てる」
児童B「うれしくないかげおくり」
児童 「ああ…」
授業のごく一場面ですが、教師は事前に全員のノートを集め、Aさんが記してあったことを把握していたからこそできた声かけです。
声かけひとつですが、その後の子どもの学びにつながっています。
<追伸>
子どもが教科書の教材文にはじめて出会う際、まずは、教師が全文を読む(範読する)ことやCDやデータ等をつかって音声を流すことがあります。
この学級の担任は、基本は、目の前の児童の状況にあわせて範読していますが、「ちいちゃんとかげおくり」という教材文は、『途中で泣いてしまうのでどうしても自分では読めない…』そうです。
(あっ…こんなことを公開してしまいましたが。)
自身も経験があるのでよくわかります…。
こういった教材文をとおして子どもがどのように学んでいくのか…構想していくこともまた授業の醍醐味です。
※公開が遅くなりましたが、10月25日(水)の授業です。