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学校日記(学校でのできごとなど)

子どもがいきいきと学習に向かう授業(12/14)

公開日
2021/12/15
更新日
2021/12/15

校長室から

4校時、手が空いたので3年生の授業を見に行きました。教室に入るとみんななにやら考えていました。国語の授業をするというのは休み時間に子どもから聞いていました。黒板を見ると同じ音をもつ漢字の学習をしているようです。子どもたちは「カン」の漢字を考えていました。担任は胸を押さえて感動をジェスチャーで表しヒントをあげていました。「感・間・完・寒」などたくさんノートに書いてあります。このように答えがいくつもある学習に子どもは燃えます。発表するときには「ハイッ」とたくさんの手が上がります。「寒いのかんです。」誰かが発表すると、「そうかー」と興奮しながら反応していました。子どもたちにとって、これは聞く必然性のある発表なんでしょう。みんな超前向きに学習に向かっています。次の漢字は「ガク」そして「シ」を探しました。口の中に乳歯がある。という例文で「歯」が「紙」になっていたら同じ読み方でも全然違うでしょ。口の中に紙が生えてたらそれで食べることができる?とても説得力のある説明です。
子どもたちにとってこの時間は夢中になれたとてもいい時間だったと思います。毎日こんなに楽しい授業だったら、学校に来るのが楽しみになるだろうなと思いました。きっと帰ったら家庭学習でいろいろな漢字を調べるんだろうなと思いました。パソコンが離せないものとなり、大人もあまり文字を書かなくなりました。しかし、変換するとき間違えて選択しないようしっかり学ぶ必要があるのですね。また、先日の学校運営協議会である委員の方が、学習した漢字を使っていけるようになるといいですねと話されていました。楽しみながら学んだことは、きっと生活の中でいかしていくことでしょう。