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学校日記(学校でのできごとなど)

3年生 道徳 「泣いた赤おに」

公開日
2024/10/13
更新日
2024/10/13

3年

3年1組の道徳科の様子です。


「友だちだから できることって なあに?」


というこの時間のテーマに向けて、有名な教材文である「泣いた赤おに」について読むことをとおして考えています。


「青おにはやさしいの?」

写真・画像のように、自分の名前プレート(磁石)を黒板に貼りながら、考えの立場を明確にしていきます。

これにより、学級にいる一人一人の名前が、微妙に異なることも「視覚化」されるので、


「えっ!そこなの?」

「(わたしと)全然違う!」


子どもの驚きも混じったつぶやきをしながら、興味深く黒板を注視しています。

その後、名前磁石をそこに貼った理由や、友だちにきいてみたいことなど、全体で意見を交わしていく時間(話し合っていく)でしたが、


「おれの場合は、〇〇と友達じゃん。だったら言えるよ!」


自分のことに置き換えて発言している姿がみられます。

教師からは、

「どっちなんだろうね…」

という返しが。


適切な支援・指導により、「白熱」という文言があてはまるくらい、考え議論する時間はまだまだ続いていきます。


とうとう…時間がきてしまいましたが、

「まだ話し合いたい!」

という子どものリクエストを受けた担任は、子どもと相談のうえ、続きを午後(5時間目)に行うこととなりました。


午後は、所用により参観できませんが、子どもの中には、ここまでの話し合いで、考えが揺れ動いているような姿がみられますので、名前磁石の位置を「少し変えてみようかな」という子は、その位置をかえるとともに、「なぜ位置をかえたのか」という理由を確認したり全体で共有したりすることで、議論がより深まっていくことでしょう。