学校日記

【3年生】先輩に教えてもらいました

公開日
2025/02/15
更新日
2025/02/15

できごと

 2月14日(金)、3年生が小田原市郷土文化館学芸員の吉野様をお呼びして、昔の道具について色々と教えていただきました。吉野様の自己紹介で久野小学校の先輩だと知ると「へぇ」と親近感がわき、そこから、授業が始まりました。

 子どもたちのテーブルの上には、様々な道具が置かれました。まず、自分たちで手に取り、何に使うのか用途について自分たちで想像しました。「火のし」を手にした子は、「これは、小さな鍋かなぁ、でも小さすぎるよ。」と悩み、「龕灯」を手にした子は「昔の鐘かなぁ、でも中にロウソクがたてられそうだよ。」と周りの子たちと話し合っていました。次にそれぞれの道具の用途や名前を教えてもらうと、びっくりすると同時に「なるほど」の声が上がりました。特に「火のし」の他にも「炭火アイロン」「電気アイロン(昭和のコード付き)」もあったので、同じ使い方をするものの歴史を勉強することができました。子どもたちの感想の中には、「昔の人が作ってくれたから、今が便利なんだ。」「昔の人々はいろいろな考えをひねって作っていたことがわかった。」など、今の自分たちの便利な暮らしは、昔の人々の知恵の上に成り立っているということを感じているようでした。