ひな祭り
- 公開日
- 2017/03/03
- 更新日
- 2017/03/03
できごと
今日3月3日はひな祭り(桃の節句)です。おひな様を飾り、ひなあられや菱餅などを供えることが多いと思いますが、その起源はどれも子どもたちの幸せを願ったものばかりです。
以前にテレビでひな人形づくりの様子を見たことがあります。たくさんの人の手で、少しずつおひな様が作られていきます。なんと半年以上の時間をかけて作られているそうです。
体や手足を作る人、着物を作る人・着せる人。頭を作る人、その頭に髪の毛を植える人、その髪の毛をきれいに結って冠をつける人などなど。さまざまな工程を経て、最後に顔を仕上げる職人さんに人形がわたります。
そして一番緊張するのが最後の仕上げの「目」を入れる作業の場面だそうです。「良い目が入らないと、たくさんの人間が半年という時をかけて作った仕事が全部無駄になってしまうのです。心を落ち着け、素直な気持ちで一気に目を入れます。その人形に命を吹き込むんです。」とのこと。
このように、「最後の仕上げ」が、それまでのたくさんの努力を活かしたり、全てを台無しにしたりするんですね。久野小も1年間の最後の仕上げにすてきな目を入れたいとおもいます。