【5年】100年後、日本のお米はなくなるのか
- 公開日
- 2025/06/17
- 更新日
- 2025/06/17
できごと
+5
校内研究の一環で行われた研究授業です。
社会科で「日本の米作り」について学習している5年生。
先週の土曜日、地域で米作りに取り組んでいる農家の方に直接お話を聞きました。
農業に携わっている方がだいぶ少なくなってきていることを伺って、危機感を抱いた5年生。
今、ニュースでも何かと話題になっているお米に、5年生のみんなは興味津々。
ある子の発言をきっかけに、「100年後、日本のお米はなくなるのか」ということをテーマに話し合いました。
「なくなる」と思う子、「なくならない」と思う子、それぞれの立場を明確にしたうえで話し合いが始まります。
これまで、調べてきたことをもとに自分の考えを発言。
「教科書にあるように、米作りに携わる29歳以下の人がどんどん減って、今はほとんどいないくらい。どんどん高齢化していくので、100年後にはなくなっていそう。」
「暑さに強い品種を開発しているから、温暖化と言われるような高温が続くようでも耐えられる米があるので、なくならない。」
「資料集にあるように、すでに自動で植えてくれる機械もあり、これからもっといい機能が付いた機会が出てくるので、なくならない。」
「そういうのにお金がかかるんだよ。」
「品種改良をしても、作る人がいなければなくなっていくのではないか。」
「外国のお米が主流になる?」
…つぶやきも含めて、子供たちの発言が続きます。
根拠を教科書や資料集などに掲載されている事実に求めながら、発言をしていました。
自分たちで設定した学習テーマについて、自分たちで話し合いを進行し、話が逸れそうになると軌道修正をする子もいました。
まさに、本校の研究サブテーマ「児童が自分たちの力で学びをつくり上げていく授業」といった感じです。
5年生、格好いい!