学校日記

【4年】戦争って、どんなものだったんだろう…

公開日
2025/06/12
更新日
2025/06/12

できごと

国語の時間に、「一つの花」を学習している4年生。

「一つの花」の時代にあった戦争って、どんなものだったのか…。


今日の2校時目、小田原市郷土文化館の学芸員さんをお招きして、戦争があった時代についてのお話を聞きました。

郷土文化館から、焼夷弾の筒や銃の薬きょう、手りゅう弾の模型などを持ってきていただきました。

これらの武器によって、どんな被害があったのか、戦争の怖さを知りました。

戦時下の学校での体育では、手りゅう弾の模型を投げる練習をしていたとか、運動会ではその手りゅう弾の模型をどれだけ遠くに投げられるかを競ったとか…。

貝殻で作った「お玉」もありました。

金属類はみんな戦争の武器に作り替えるためにすべて持っていかれたので、「お玉」も貝殻で作るなどの工夫をしたそうです。

さらに、前川地区に住んでいる方が兵隊さんとして出向いていた戦地から、家族にあてた何枚かの手紙も見せてくださいました。

当時は、手紙の内容も検閲(チェック)を受けていたとのこと。

それは、戦地の情報を漏らしていないかをチェックするため…。

そして、当時の新聞記事の切り抜きを集めたスクラップブックのようなものも見せてくださいました。

当時の新聞記事は、日本が優勢だったとか、名誉ある戦死をしたとかといった内容が多かったのです。

でも、実際は…。

最後に、持ってきていただいた様々なものを身近で見させていただきました。


「一つの花」を読むときに、その背景について詳しく知ることができたようです。

郷土文化館の学芸員さん、ありがとうございました。