【校長のつぶやき】国府津の小中連携(令和7年4月24日・木)
- 公開日
- 2025/04/24
- 更新日
- 2025/04/24
校長のつぶやき
一昨日の22日(火)10時30分より、国府津中学校にて、小中連携推進委員会がありました。
各校の校長・教頭・教務が出席します。
小田原市内でも唯一の一小一中の国府津学区。
小学校と中学校の距離もかなり近いです。
ほとんどの国府津小卒業生が国府津中に進学し、国府津中のほとんどの子が国府津小出身です。
この珍しい国府津の特性を生かし、9年間の学びの見通しをもって小中の連携を密にしようという意図から、この推進委員会は設定されています。
4月は、今年度の連携事業の確認が主な内容です。
小中の9年間を通してこういう子に育ってほしいという児童像・生徒像をもとに、それぞれが教育活動を展開していきます。
特に、小学6年生が中学1年生に進学するときに、大きなギャップ(いわゆる中1ギャップ)を感じることなく、「滑らかな接続・適度な段差」となるような配慮もしていきます。
この日、推進委員会が少し早く終わったので、中学生の様子を見させていただきました。
特に中学1年生の子たちは、どのように中学校生活をスタートしているのか、大いに気になったので中1の教室へ…。
ちょうど授業の切れ目で、私たちの顔を見て「なんでいるの?」と驚く中1の子たち。
でも、みんな笑顔で迎えてくれました。
すぐに4時間目の授業へ…3クラスとも「上野への遠足」についてでした。
興味深く話を聞いたり、反応したりしている姿が印象的でした。
私たち小学校教員にとって、子供とのことは「小学校を卒業させればそれで終わり」というわけではありません。
卒業後の子供たちがどのように育っていくのか、ずっと気になるものです。
応援し続ける気持ちは変わりません。
中学校と連携しながら、小学校のうちに身に付けさせたい力を意識した教育を今後も展開していきたいと改めて強く思っています。