学校日記

【1年】なぜたぬきは糸車をまわしにきたのだろう?

公開日
2024/12/04
更新日
2024/12/04

できごと

授業者の経験に応じた研修の一環として行われた研究授業です。

県西教育事務所より教育指導員さんにお越しいただき、ご指導ご助言をいただきました。


国語で「たぬきの糸車」というお話を学習しています。

山奥に暮らしている木こり夫婦の家にいたずらをしていたたぬき。

おかみさんが糸車をまわしているところをのぞいていたたぬきは糸車をまわす真似をします。

うすうす気づいていたおかみさんを、それを喜んでいました。

ある晩、たぬきは木こりが仕掛けた罠にかかってしまいますが、おかみさんは逃がしてあげます。

その後、木こり夫婦は冬の間、ふもとに降りて暮らし、春になってまた戻ってきます。

すると、そこには糸車をまわしているたぬきの姿が…というお話。


今日は5の場面です。まずは、各自音読。

そして、おかみさんのしたことは赤い線、たぬきのしたことは青い線を引いていきます。

物語の内容がイメージしやすいように、おかみさん役とたぬき役を決めて動作化。

今日のめあては、「なぜたぬきは糸車をまわしに来たのかな?」を考えることです。

隣の子と自分の考えを交流。

「おかみさんの真似をやってみたかった。」と「わなから外してくれたおかみさんにお礼をしたかった」と大きく2つに分かれたので、自分はどちらに近いか、ネームカードをホワイトボードに貼りました。

なぜそう思うのか、教科書の文から理由を探します。

同じ意見の子と相談もしました。

そして、発表。

最後に、たぬきになったつもりで、ぴょんぴょん踊りながら帰っていくときの気持ちをワークシートの吹き出しに書きました。


1年生の子たちは、物語の世界にどっぷりと浸って、たぬきの気持ちを一生懸命考えていました。