学校日記

【校長のつぶやき】みんなで楽しく団結し、絆を深める国府津っ子(令和6年10月20日・日)

公開日
2024/10/20
更新日
2024/10/20

校長のつぶやき

「みんなで楽しく団結し、絆を深める国府津っ子」…子供たちが話し合って決めた今年度の運動会のスローガンです。

昨日の運動会は、このスローガンが見事に達成できたように感じます。


開会式では、「校長の話」で「これまでの練習の成果を思う存分、発揮できたと思えるような運動会にしてほしい」「みんなが協力し合うことで何かを成し遂げることの気持ちよさ、心地よさを味わえるような運動会にしてほしい」という2つの思いを伝えました。

(本当は、「スローガンに向けて…」という話にしたかったのですが、私の話の後に「スローガン発表」だったので、ずばりその言葉を出すのは控えました…。)


全学年ともに、徒競走も団体種目も、精一杯、力を出し切っている姿をテントから見させてもらいました。

特に団体種目は、楽しそうに、そして、力を出し合い、まさに「楽しく団結」している姿が印象的でした。

中には、転んで泣いてしまったり、負けて悔しそうにしたりしている姿もありましたが、それは精一杯取り組んでいる証ともいえるのではないでしょうか。

最も練習時間を費やした表現は、これも全学年ともに笑顔で踊りつつも、「自分たちの練習の成果を見てください」という強い思いが伝わってきました。

どの学年のダンスも皆とても素敵でした。


これまでの過程で、すべての子が運動会の練習に前向きに取り組んでいたかというと、正直なところ、気持ちがなかなか練習に向き合えない子も何人かいたようです。

そのような言葉を児童本人や担任から聞いたりしていました。

でも、当日、その子たちに注目して見ていると、徒競走で1位を取って友達とともに喜んでいたり、1位をとれなくてもゴールを目指して最後までやり抜いたり、ダンスでも最初から最後まで笑顔で踊っていたり、…という姿があり、みんなと一緒に取り組む運動会の力ってすごいなということを改めて痛感しました。

担任の働きかけに加え、保護者の皆様の声かけのおかげだと思います。ありがとうございました。

閉会式の「教頭の話」で、教頭が開会式の私の話をもとに、児童に確認をしてくれましたが、2つとも「できた」と言える子がいて、うれしく感じます。


この日の夜、職員で反省会を開きました。

各学年から、児童の頑張り、職員の頑張りについて、いろいろなエピソードが語られました。

その中から特に印象に残ったエピソードを1つ。

高学年の団体種目「2024竹取物語」の練習で、なかなか思うように勝てなかった青組。

応援団の6年生児童が中心になって、みんなで作戦を立てたそうです。

この6年生児童の声かけでみんなが動き、納得をしたうえで、本番に臨んだところ、なんとダントツ1位。

声かけをした6年生にとって、運動会ならではの活躍の場だったと言えるのではないでしょうか。

他にも、ここまでの間、いろいろなドラマがあったそうです。


運動会を企画・運営をする体育主任にとっても、貴重な経験となったようです。

今年度の体育主任は、本校が初任校の若手で、今年度初めて体育主任を務めます。

全校を動かす運動会を仕切る体育主任は、いろいろな意味でプレッシャーを感じるものです。

しかし、反省会での体育主任本人の言葉にもありましたが、本校職員の協力体制の下、互いにフォローし合いながら、児童にとっても思い出深い運動会を開催することができ、まさに「みんなで楽しく団結し、絆を深める」という意味で、職員の在り方もまた児童の手本になったのではないかと、私も思っています。

体育主任をはじめ、児童の指導に当たった職員全員、そして、準備等に力を注いだ職員全員に「お疲れ様でした」というねぎらいの言葉とともに、「ありがとうございました」という感謝の言葉を伝えたいと思います。


保護者の皆様にも、いろいろな形でご協力をいただきました。

日頃の子供たちへの励ましの言葉、いろいろな準備、そして、当日は、たくさんの方々にご来場いただいて熱い応援をいただいた上に、片付けにもご協力いただき、心より感謝申し上げます。

今一度、子供たちの頑張りについて、ご家庭でもぜひほめてあげてほしいと思います。


地域の皆様にもたくさんご来場いただき、熱い声援を送っていただきました。

こんなに多くの地域の皆様に見守られている国府津っ子は、本当に幸せだなと思います。

暑い中での熱いご声援、本当にありがとうございました。