【保健委員会】学校保健委員会「『ひとことの力』~言葉で守る心の健康~」
- 公開日
- 2025/11/13
- 更新日
- 2025/11/13
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今年度の学校保健委員会のテーマは「『ひとことの力』~言葉で守る心の健康」です。
7月の保健集会でも、睡眠と言葉遣いについて考えました。
10月には、「言いかえたいやき」活動をしてきました。
一方に言われて嫌な言葉を書き、もう一方にその言葉を言われても嫌な気持ちにならない言葉や言い方に言い換えた言葉を書きます。
睡眠と心に関連したアンケートを保健集会前と、「言いかえたいやき」活動後の2回実施しました。
保健委員会では、そのアンケート結果をまとめながら、考察も加え、学校保健委員会で発表しました。
学校保健委員会には、各クラス2名の代表児童が出席します。
保健委員会の目標は「元気いっぱいで健康な学校を目指そう!」です。
この目標を決めたときに、「体だけでなく、心の健康も大事だよね」という声が上がりました。
「心が健康じゃないと感じるときってどんな時か?」というアンケートの結果、最も多いのは「嫌なことを言われたとき」、続いて「よく寝ていないとき」という回答がありました。
そこで、「よい睡眠」と「嫌な言葉、チクチク言葉」を取り上げることになったのです。
10月の「言いかえたいやき」活動では、たくさんの言い換えが集まりました。
同時に、みんなが言葉遣いについて考えるようになりました。
6月と10月のアンケート結果を比較すると、「みんなの心は健康だと思いますか?」に対して、「毎日健康・まあまあ健康」と感じている人が、258人から292人に増えたそうです。
また、10月のアンケートで、「チクチク言葉を使っている人は減ったと思いますか?」に対して、「減った・少し減った」と答えた人は全体の70%でした。
アンケート結果から、保健委員会のまとめとして、①「見方を変えてみよう、言い換えてみよう」という意識がみんなに出てきた、②自分を肯定する気持ち、自分を好きな気持ち、つまり自己肯定感が高まってきた、③相手のことを考え、相手に嫌な気持ちになってほしくないと思っていることが分かった…ということがあげられました。
そして、保健委員会の発表後、「正しい生活習慣で過ごすために…(よい睡眠・ゲームの使用時間など)」「ふわふわ言葉を増やして、前向きに行動するために…」それぞれどうしたらいいかと思うか、各学年・保健委員会のグループで話し合いました。
最後に、各グループで話し合ったことを全体で共有しました。
今日の学校保健委員会の様子を、今後、各クラスで視聴することになっています。
国府津小学校全体がいい雰囲気になっていることを感じているみんな。
今日、話し合われことを踏まえて、今後もいい雰囲気の中で心の健康を持続するためにはどうしたらいいか、考えていけるといいですね。