学校日記

【5年】「速さ」が表しているものって何だろう

公開日
2025/10/01
更新日
2025/10/01

できごと

校内研究のブロック研究(高学年)の一環として行われた授業です。

算数の時間、「速さ」について学習しています。

「速さ」って、どういうときに使われるか、そして、「速さ」を求めるために必要な情報は何か…などを学んできました。

そして、「速さ」には、時速・分速・秒速があることを学び、自転車は一般的に時速20Km、人の走りは一般的に分速200mが平均とされていることを知りました。

自転車と人はどちらが速いのか?

「時速~」「分速~」という表し方をどちらかにそろえることで比べられます。

時速に合わせると、自転車は時速20Kmに対し、人は時速12Km。

分速に合わせると、自転車は分速333mに対し、人は分速200m。

…ということは、計算上、自転車の方が速い。

でも、実際に校庭で、児童の代表が自転車と競走してみると、なんと人の方が速い!


そこで、本時…「速さ」が表しているものについて話し合うことになりました。

まずは、自分の考えをノートに書き、グループで意見交換。

そして、全体で話し合い。

「自転車は初速が遅いから、短い距離だと人の方が速い。」

「距離をもう少し伸ばせば自転車の方が速いのでは…。」

「クラスの中の速い子と競走したから、人の方が速かったけど、クラスの中の平均くらいの子と走ったら結果は変わるのでは?」

「人もだんだんスピードが落ちてくるから、もう少し長い距離だと結果が違うかも…?」

「自転車は『はじめは遅い』というのも含めて、時速20Kmなんだと思う。」


一生懸命考え、自分たちで話し合いを進める5年生の子たち。

走る距離を変えて、もう1度確かめてみることになりました。