校内YP研修会…学級の実態を把握して…
- 公開日
- 2025/08/28
- 更新日
- 2025/08/28
できごと
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28日(木)の午前は、「校内YP研修会」。
「YP」とは、横浜市教育委員会が作成した「子どもの社会的スキル横浜プログラム」の略称です。
このプログラムは、子どもの年齢相応の社会的スキルを身に付けさせることと、学級や集団にあたたかな風土(文化)を醸成することを目標としたプログラムです。
以前は国府津小でもこのYPに取り組んでいたのですが、ここ数年、取り組んでいませんでした。
しかし、ここ数年の本校の実態を踏まえ、今年度、久しぶりに全校でこのYPに取り組み、実施することで目標に近づきたいと考え、この研修を開催することになったのです。
講師は、本校の担当教諭です。
夏休み前に、児童は「学校生活についてのアンケート」に回答しています。
アンケートの結果を入力すると自動的に集計され、「学級分布図」が作成されます。
この分布図は、「自分自身に関すること」と「学級のあなたの様子に関すること」の2軸の空間につくられる4つの象限(高自己評価群、対人過敏群、マイペース群、低自己評価群)から構成され、アンケート結果から4つの象限のいずれかに児童が配置されます。
一方、学級担任は「学級風土チェックシート」にチェックを入れます。
このシートは、「自分づくり(公正・寛容)」、「仲間づくり(自己表現・配慮)」「集団づくり(課題遂行・合意形成)」の3つのアプローチ・6つの観点、さらに18にスキルに分かれており、最も優れている点に+、最も向上させたい点に-をつけます。
「学級風土チェック」「学級分布図の傾向」「学級分布図から分かる個の実態」をもとに、学年・関わりの深い職員で話し合い、「アセスメントシート」を作成しました。
作成した「アセスメントシート」をもとに、「支援プログラム」が120種類近く用意されている「指導プログラム集」の中から各学級の実態に応じた「支援プログラム」を選びます。
この「支援プログラム」は、ゲーム感覚で学級の仲間と楽しく実施することで、社会的スキルを身に付けさせることができる内容になっています。
夏休み明け、早速「支援プログラム」が実施されることでしょう。