校内人権研修会
- 公開日
- 2025/08/20
- 更新日
- 2025/08/20
できごと
20日(水)午前中は、小田原・足柄下地区小学校教育研究会…小田原市と足柄下郡の小学校の教職員が各部会に分かれて、研究会を実施しました。
そして、午後2時から1時間弱、本校では、校内人権集会を行いました。
講師は、本校の人権担当です。
テーマは、「多文化共生社会の実現に向けて~外国籍県民等の人権の視点から~」です。
導入のアイスブレイキングでは、外国の学校クイズ。
朝の始まりの時間、年度の始まりの月など、国によって大きく違うことが分かりました。
そして、本題。
神奈川県にはたくさんの外国人が生活しています。
私たちは一人一人が多様な文化や民族の違いを理解し、認め合うことが重要。
共生社会の実現に向けて、私たち一人一人ができることは何か…。
「言葉」について考えました。
日本語の表記である「漢字」「平仮名」「片仮名」「ローマ字」の4つのうち、外国の方が一番理解しやすいのはどれだと思いますか?
「漢字」…48.5%、「平仮名」…84.3%、「片仮名」…75.2%、「ローマ字」…51.5%で、正解は「平仮名」だそうです。
そこで、今日の研修では、外国の方が分かりやすい「やさしい日本語」について、考えてみました。
ポイントは、「文はシンプルで短く」「難しい言葉は使わない」「はっきり必要なことだけ伝える」「イラストの活用」の4つ。
最後に「定期演奏会のお知らせ」を「やさしい言葉」に書き直す演習を2人組でしてみました。
学校から発出する文章は、難しい言葉で作成されていることが多いということに改めて気付き、相手にとって「やさしい日本語」を使っていこうとする「心」が大切であるということを学びました。