学校日記

☆大寒(だいかん)の頃(6年)☆

公開日
2021/01/20
更新日
2021/01/20

できごと

 今日は24節季の24番目の節季である「大寒(だいかん)」です。この頃は、一年で一番寒い時期ですが、春の兆しも感じられる時期と言われています。
 今日の写真は大寒の頃によく見られる植物です。1枚目は「梅」、2枚目は「椿(つばき)」です。見つけたことがありますか?「梅」は、落葉樹で、花・香り・実も楽しめる庭木として人気があります。「椿(つばき)」は、自家受粉ではなく他家受粉で結実する性質を持っているので、交配して新しい園芸種を作りやすく、沢山の品種が作られました。特に、茶道の時に活けられる茶花として、冬に活けられる花が少ないことから人気が出たため、さらに品種が増えました。
 大寒の旬の食べ物として有名なのは「菜の花」や「百合根」です。菜の花は、アブラナ科の花茎とつぼみを食べるもので、おひたしやお吸い物にしたりします。少しほろ苦さもあり、春の味です。百合根は、おせち料理用に年末からスーパーに並びます。オニユリや小オニユリの根っこではなく、鱗茎(りんけい)と呼ばれる葉が変化したものです。 
 6年生にとって小学校での生活も日々少なくなってきています。この寒さがやわらいでくるといよいよ卒業です。6年間のまとめをしながら、1日1日を大切に過ごしていってほしいと願っています。