「ほんものとであう」 〜其の2〜
- 公開日
 - 2013/12/12
 
- 更新日
 - 2013/12/12
 
できごと
                            
                        
                            
                        
                            
                        
 小田原漆器について教えてもらった後は、「実際にやってみたほうがいいよね。やろう。」ということで、ほんものの小田原漆器を使って最後の工程を体験させていただきました。
 「先生見てよ。ほら、赤色削ったら、黒色がでてきた。」
 「見てみて、ほら僕の名前の か っていう字だよ。」
 「全部この赤色とって、真っ黒の 器にするの。」
 「あそこにある、赤いきれいなお茶碗みたいにしたいんだぁ。」
 友達と輪になり、自分たちの思い思いの模様やデザインを、紙やすりを使いながら朱色の漆を削り、下地にぬってある黒色の漆を浮かび上がらせていきました。
 元気がとりえの4年生が、ただひたすらもくもくと取り組んでいました。
 「はい!時間です。そこまで。」
 先生の声を聞いて立ち上がろうとした子どもたち。あいたたた。あまりにも集中しすぎて足がしびれていたようです。
 ほんものの小田原漆器と出合い、本気で取り組む姿は、さすが4年生!!
 「ほんものとであうこと」って本当に大事ですね。