鳥の巣箱の中身についての残念なお知らせ
- 公開日
- 2024/06/14
- 更新日
- 2024/06/14
できごと
地域の方が、本校の中庭にあるもみじの木に小鳥の巣箱を設置してくださっていること、そして、巣箱内にはカメラが設置されており、その様子が職員室前の廊下にあるモニターで確認できることを5月21日、5月28日の学校日記でお伝えしました。
その後の続報をお伝えします。
6月14日(金)に、巣箱を設置してくださった方が様子を見に来られたので、今週に入ってから卵が見えなくなってしまったことをお伝えしました。
子どもたちからは、
「卵はどこに行ったのかな?ないよ・・・。」
「卵がかえって、ひなになって巣立って行ったのかな?」
など、いろいろな質問があり、答えられなくて困っていることをお伝えしました。
そうしたところ、
「まず、ヘビに食べられてしまったということで間違いないだろう・・・」
というお話をいただきました。
というのも・・・その方のお家にも同じ巣箱を設置しているそうなのですが、まさに、卵が青大将に食べられてしまっているところがモニターに映っていたというのです。
青大将は、ちょうど、卵が育って食べごろになるところを狙ってくるそうです。
そういう時は、親鳥が特別な鳴き声を出すので分かるのだそうです。
自然界の生き物は、みな、他の生き物の命をいただいて生きています。
人間も例外ではありません。
その話を、帰りにモニターの前を通った子どもたちに伝えたところ、
「悲しいね・・・。でも、仕方がないね。人間もニワトリの卵を食べているもんね。」
「また、この巣箱にお母さん鳥が卵を産んでくれるといいね。」
などという言葉が返ってきました。
まだシジュウカラの産卵期は続いているので、もう一度卵を産んでくれるチャンスが近いうちに巡ってくるかもしれないという希望のあるお話も、その地域の方からいただきました。
巣箱は、夏休みくらいまで設置したままにしておくとのこと。
希望をもって、もう一度お母さん鳥が卵を産んでくれるのを待ちたいと思います。
地域の方が持参してくださった巣と、卵(無精卵)を職員室前に設置してありますので、子どもたちには、ぜひ見に来てほしいと思います。
シジュウカラの卵の実物は、思ったよりも小さいです。