7/1 ボール運動遊び
- 公開日
- 2021/07/01
- 更新日
- 2021/07/01
校長室から
いよいよ7月に突入しました。4月からもう3ヶ月がたちます。あっという間ですね。今日は時折強い雨が降るあいにくの天気でしたが、2名の方が学校応援団として来校いただきました。午前中は廊下の黒ずみ落とし、午後は階段の手すりと水道の蛇口の消毒を行っていただきました。いつもありがとうございます。
今日は1年生と一緒に体育のボール運動遊びの授業を行いました。子どもたちはボールが大好きで、手に取ると投げたりついたりしたくて仕方ありません。この学習は、ボールを使った運動遊びの楽しさに触れると共に、ボールを投げたりとったりする動きを身につけるようにすることです。そして、きまりを守って仲良く運動する態度を養います。
まず、ペアになってボールを投げました。最近の子どもたちは、投げる運動がとても苦手としているようです。新体力テストの項目にソフトボール投げがあるのですが、なかなか遠くに飛ばすことができません。私が子どもの頃は男女混じって毎日ドッジボールばかりしていたため、投げることへの抵抗感は全くありませんでした。担任は細かい体の動きまで上手に指示します。今回はボールを片手に持って、反対の手を前に伸ばします。同じ方の足をやはり前に出してボールを投げます。少しぎこちない動きの子もいますが、みんながんばって投げます。遠くに飛ぶとうれしそうに笑う顔が印象的でした。次は、コーンを置いた間をボールを持って歩いたり、スキップしたり、ボールを後ろに持ったりと少しずつ変化をつけながら運動していきます。最後は、カラーコーンの的めがけてボールを投げました。的に当たったら10点、的を倒せたら100点です。一人だけ的を倒した子がいました。「先生、○○さんがたおしたよ。」自分のことのようにうれしそうに教えてくれました。ボールを足に挟んでジャンプしながら運んでいたとき、なかなかうまく進めない子がいました。みんな待ってるかなと見ると「がんばれー」「できるよー」と声援が聞こえます。やさしい子たちだなと思いました。最後までやりきるとうれしそうでした。励ましたり、励まされたり。こういうことを繰り返していく中で、子どもたちは一緒にいるだけの存在から仲間になっていくのだと思います。担任はその行いをすかさず認め価値づけていきます。こうやってよい行いが伝播し定着していきます。楽しい体育の1コマでした。