6/28 古典の授業(国語)
- 公開日
- 2021/06/28
- 更新日
- 2021/06/28
校長室から
6月28日(月)、先日お知らせした登校時刻がだいぶそろってきました。保護者の皆様、ご協力ありがとうございます。登校時、何名かの保護者の方が子どもたちと一緒に歩いてきてくださっています。とてもありがたいです。今後もよろしくお願いします。
今日は、朝から6年生の卒業アルバムの個人写真撮影が行われていました。多目的室にセットが準備されていて写真スタジオのようでした。毎年とてもすてきな写真に仕上がっています。完成が楽しみです。
5年生の国語の授業を見に行きました。担任は「かぐや姫って知ってる?」と話題を出します。そう、あの竹の中から生まれた女の子が月に帰っていく昔話ですね。5年生での古典の学習は、言葉の響きやリズムを味わったり、場面の様子を想像したりしながら声に出して読むことで興味関心を広げていくことをねらっています。わたしたちが子どもの頃、中学校で枕草子や平家物語を暗唱できるまで覚えたのを思い出します。古典というと取っつきにくいイメージがありますが、担任は子どもたちが興味を持てるように映像資料を使いました。NHKの番組をクロムブックを使いテレビに映します。映像からは、物語の内容や読み方などがわかります。今日の題材は「竹取物語」と「平家物語」です。音読する際、1行ごとの追い読み、少しまとめた追い読み、スピードアップとスモールステップで進みます。「さぬきのみやつことなむいひける」など古典独特の読み方が出てくるため、はじめは自信なさそうに読んでいましたが、何度も繰り返すうちに声も大きくなってきました。
終始落ち着いて雰囲気で、「もっと速く読めるよ。」「全部一度にいけそう。」など、古典文学を楽しみながら読むことができました。6年生で歴史を学ぶ際に、きっと今日の学習を思い出すことでしょう。興味を持った人は書き出しだけでなく、もう少し先のお話まで読んでみてほしいなと思いました。