6/22 ハチ・カマキリ・入るな危険
- 公開日
- 2021/06/22
- 更新日
- 2021/06/22
校長室から
朝、校門で登校してくる子どもたちを待っているとブーンと鈍い音とともに大きな赤黒い物体が飛んできました。ぱっと見10センチくらいあるように見えるスズメバチでした。朝何度か見かけたことがありますが、同じ個体かどうかはわかりません。小田原市では環境保護課の方が、市内の学校にスズメバチの女王蜂を捕まえるためのトラップを仕掛けます。例年、本校と山の近くの学校がトップを争っています。今年もオオスズメバチ、キイロスズメバチ、モンスズメバチなど数十匹が捕獲されました。以前双眼実態顕微鏡でスズメバチを見たことがありますが、とてもいかつい顔だったのを思い出します。担任をしていた頃、教室に入ってきたことがありました。そのときは、教頭先生を呼んで追い払っていただきました。本校の教室には来ないでほしいと思っています。
昨日、校長室裏庭の草刈りを行いました。そのとき、カマキリの卵を発見したので校長室前の廊下にケースに入れて置きました。たまたま通りがかった6年生が「校長先生、これカマキリの卵ですよね。」と声をかけてくれました。「これだと逃げちゃいますよ。」とふたの隙間について指摘してくれました。「悪いけど、解決策を考えてくれないかな。」とお願いすると、快諾してくれました。たわいのないやりとりですが、身の回りの素朴な出来事が学びにつながる瞬間だったような気がします。彼がどんな解決策を教えてくれるか楽しみです。
子どもの気づきという点で、もう一つ。体育館と物置の隙間に入って遊んでしまう子がいたため、カラーコーンを置いてありました。しかし、低学年の子が休み時間に入ってしまうことがあるため、5年生の女の子が「ここに入ってはいけません」というポスターを作ってきてくれました。自分たちで気づいたことから行動に移せるのって素晴らしいなと思いました。