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学校日記(学校でのできごとなど)

パソコンを使った学習

公開日
2021/05/19
更新日
2021/05/19

校長室から

 あいにくの天気の中、本日も学校応援団として3名の方が2階廊下の清掃を行ってくださいました。本当にありがとうございます。
 国の政策であるGIGAスクール構想の具現化に向け、小田原市の学校も各教室に高速インターネットとともに、一人1台のパソコンを使える環境が整いました。今までは、パソコン室で主に調べごとや学習のまとめにパソコンを使用していました。しかし今は、各教室に人数分配備され、教師用の画面をテレビに映すことで使い方の指導もできています。まあ、今回導入されたパソコンはクロムブックといって、インターネットに接続して使用する学びの道具になるものです。Wi-Fi接続のため自由に持ち運びできます。また、教師からの課題の配信や実施した回答の送付など簡単にできます。どのように使用するかはそれぞれの教師のアイデアと力量に係っているといっても過言ではないでしょう。しかし、各教室で差があっては公教育としていかがなものかと思います。職員研修を位置づけ、職員全員がパソコンを使った指導ができるようにしていきます。
 先日、6年生の子どもたちがクロムブックをもって歩いて行ききます。何をするのかなと思ってついて行くとカメラ機能を使って、遠近法について確かめていました。近くにあるものは大きく、遠くにあるものは小さく描くという技法です。遠くに置いた紙と画面上同じ大きさになるように試行錯誤していました。なるほど、パソコンを学びに活用するというのはこういうことかと改めて思いました。机上の学習でも遠近法の理解はできます。しかし、パソコンの画面で2枚の紙を見比べることでさらに実感を伴った理解につながるはずです。ただ、学習の道具としてクロムブックを活用するためにある程度のスキルは必要となってきます。そのため、朝学習の時間を使って子どもたちの実態に応じたコンピュータスキルのトレーニング活動を行っています。18日、低学年の児童はログインの練習、高学年の児童はタイピングの練習をしていました。今後もその取り組みについてお知らせしていきます。