5/14 2年生の教室から(道徳)
- 公開日
- 2021/05/14
- 更新日
- 2021/05/14
校長室から
5月14日(金)、2年生の道徳の授業を見に行きました。教室はしっかりと換気がなされています。当たり前のことですが、日々の感染対策に余念がありません。今日は、友だちとの関わり方をテーマに学習するということを聞いています。子どもたちは「楽しく授業に参加できるかな。」など考えていると、1年生が教室に入ってきました。2年生が学校案内をしたお礼に来たようです。模造紙に一人一人書いたありがとうの手紙を貼ったプレゼントつきです。「また一緒に遊ぼうね。」という声が聞かれるほのぼのとした時間でした。何気ない教室での一コマですが、改めて人との関わりの大切さを感じました。今年度小田原市では「社会力の育成」を重点にしています。社会力とは、人と関わりながらよりよい社会を創る力というものです。様々な人やものとの関わりを今後も大切にしていきます。
道徳の授業は「およげないりすさん」という読み物教材をつかってすすめていました。はじめにみんなで本文を読みますが、教師の「準備してください。」の一言で子どもたちはしっかりと教科書をもち背中を伸ばします。細かいことのようですが、低学年のうちからしっかりとした学習習慣を定着させようという担任の思いが伝わりました。
このお話はアヒルとカメが、泳げないリスをおいて、池の小島に遊びに行ってしまいます。ひとりぼっちのリスは家に帰り、小島で遊ぶアヒルやカメも楽しい気持ちにはなれません。そして次の日、カメが背中にリスを乗せ小島に渡りみんなで楽しく遊ぶという話です。「なぜ、アヒルやカメはつまらない気持ちになったのでしょう?」担任の発問に、グループごとホワイトボードを使って話し合いが始まりました。クラスみんなの前では、自分の考えを発表するのにちゅうちょしてしまうこともありますが、少人数のグループだと話しやすくなります。グループで話し合ったことをもとに、友だちと楽しく過ごすために大切なことをまとめました。みんなしっかりと考え、授業に参加できました。