3年生 国語 「漢字の音と訓」
- 公開日
- 2024/05/27
- 更新日
- 2024/05/27
3年
3年1組の学習の様子です。
「今日は、朝早くおきて、ゆっくりと朝食をとった。」
「朝」と「朝食」のように、同じ漢字でも【音】と【訓】とで、読み方が異なる漢字があります。それらの【音】と【訓】入り混じった「4つの文章」(4枚の紙)が黒板に提示されました。
T「この4枚の紙の共通点は何でしょうか?」
C「共通点?」
T「ヒントとしては、漢字に注目…してくださいね。」
C「あっ!わかった!たぶんそうかな…。」
C「うーん、わからないな…。」
C「もうちょっとまって。うーん…。」
「わからない」子が少なくないという児童の状況をすぐに捉えた担任は…
T「じゃあ、近くの人やグループの人と相談してみようか。」
写真にあるように、すぐに近くの児童同士が相談をはじめています。
日常的に、このような関わりを大事にしているのでしょう。
自然な雰囲気で、そして子どもなりの自然な言葉で関わりがはじまっています。
C「わかった!わかった!」
C「そうだ!すごい!」
C「(友達に)ヒントを教えてもらってわかった!」
うれしそうに、自信をもっている表情をしています。
T「じゃあ、みんなに教えてください。」
といったときには、写真のように、伝えたくて仕方がない…という子どもの姿がありました。
(片手ではなく「両手」を挙げている子の姿からも、気持ちが伝わってきます。)
この時間の学習のねらいは、
「朝」「朝食」のように、同じ漢字であっても、読み方が違うものを確認・理解していくというものです。
この時間にやろうとしていること自体を、子ども自身が気づくことで、「自分ごと」として捉え、学びに向かうことができる…
そんな授業でしたし、何より、いきいきと意欲的に学びに向かっている子どもたちの姿が印象的でした。
<追伸>
この時間は、教育実習生による参観授業にもなっていました。たくさんのエッセンスがつまっている授業でしたので、ひとつでも多く、実習生にとっても、自身の学びにつなげてほしいです。