校内研究・高学年ブロックでの研究 5年生 理科
- 公開日
- 2023/09/28
- 更新日
- 2023/09/28
校長室から
5年1組における理科の授業の様子です。(9月27日)
この時間は校内研究として、単元『流れる水のはたらきと土地の変化』における、全部で13時間(単元全体で13時間の予定)のうちの2時間目を参観しました。
ただし、今回は、ブロック研究として、全職員ではなく、高学年(5・6学年)の教員を中心とした授業参観でした。
とはいうものの、本校の研究主任をはじめとした他の学年の職員も、隙間時間を見つけては、授業の様子を観るために理科室に来るなど、ともに授業力・指導力を高め合い、延いては子どもたちへ還元していこうという雰囲気を感じる時間でした。
授業ですが、「川の様子」を写した複数枚の写真を比べて、児童一人一人が気づいたことを全員で共有し合う場面でした。
写真のように、黒板いっぱいの気づきが共有されました。
この時間は、たくさんの考えがあることを確認し合うことが中心でしたが、今後、視点ごとにさらに深掘りしていくことや、児童一人一人が抱いた疑問の微妙な相違点を明確にしていくことで、「疑問を解決したい」という思いやこだわりを育む支援を、より大事にしていくとよいと思いました。
いずれにしても、今後、これが土台となって、「流れる水のはたらき」についての疑問や課題を見出していくことや、実験などをとおした追究につながっていくことを願っています。
さて、5年生の様子ですが…
教師や友達の話をよくきき、問題や課題に対する自分の考えをしっかりとノートに記している。友達の意見や考えをよくきき、関心をもって反応している。また、自然な感じで周りの人と関わり合っている。さらに、友達が困っている姿を感じると、さっと席を立って支援するなど、ともに学ぼうという姿を感じました。
こういった姿は、日常的に見られるのですが、この時間も同じでした。
5年生の子どもたちのポテンシャルの高さを感じていますし、今後も楽しみです。
<補足>
通常は、放課後に、参観した職員が集って話し合いをしながら(以下研究協議)、授業を振り返り、翌日からの児童の学びにも活かしていく場があるのですが、諸事情により、研究協議は後日、この時間に撮影した授業動画をとおして、改めて行うこととなりました。