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学校日記(学校でのできごとなど)

校内研究全体会 6月14日

公開日
2023/06/19
更新日
2023/06/19

校長室から

定期的に互いの授業を参観するとともに、子どもの姿から見取ったこと等の協議をとおして、教師としての授業力や指導力の向上を図っています。程度の差こそあれ、全国ほとんどの学校で行われているいわゆる「校内研究」というものです。

6月14日は今年度はじめての実施でしたので、本校の研究主任の学級に全職員が集い、国語の授業を参観したあと、児童の放課後に図書室で協議(研究会)を行いました。

授業にあたり、「授業者(今回は研究主任の3年担任)」は参観者の拠りどころにもなる計画を記した「学習指導案」をつくって授業に臨みます。「参観者」となる教職員は、写真のように、子どもの表情やつぶやき等を観察しながら見取っていきます。

そして、放課後には、研究協議をとおして教師としての学びを深めていきます。写真から伝わるといいのですが…、教職員一人一人が真剣に授業と向き合い、ベテラン職員も若手職員も関係なく熱心に子どもの姿を中心に語り合うなど、とてもいい雰囲気でした。

また、この日は、小田原合同庁舎にある県西教育事務所(神奈川県教育委員会)の指導主事にも来校していただき、客観的な立場で指導助言をいただきました。

教師としての感覚・感度といったいわゆるセンスを高める努力に終わりはないと考えています。時に、こうやっていつも以上に真剣に授業を向き合い、日常的には気付けていなかった新たな気付きや見出したことを、同僚と語り合い学び合うなかで、今後のよりよい授業につながることを期待しています。

いずれにしても、センスは一朝一夕で身につくものではありませんが、教師としての授業力や指導力の向上により、延いては子ども一人一人のよりよい学びにつながるものと考えています。従って、教師であるために生涯学び続ける姿勢を持ち続けたいと改めて感じました。

なお、今後、可能な範囲で、「学習指導案」や「研究協議のまとめ」等を本ホームページにも公開していきたいと考えています。