下中小児童のさりげない 「下中しぐさ」 〜雨の日の様子から〜
- 公開日
- 2023/06/17
- 更新日
- 2023/06/17
校長室から
雨の日の登校における一場面の様子です。
よくみると、昇降口に入る前に、傘の水滴をしっかりとはらって、傘をていねいにしばっています。そして、傘が人に当たらないよう適度に距離もあけながら…。
1年生も上学年の姿をみて学び、同じように行動しています。
所説あるそうですが、「江戸しぐさ」のひとつである「雨の日に互いの傘を外側に傾け、ぬれないようにすれ違う」といった行動に似ているなあ…とも思いながら、異学年が日常的に自然な形で関わり合うことのよさを感じていました。
担任をとおして6年生にその価値を伝えたところ、
「えっ、当たり前のことでしょ。」
「逆にそれをしないとみんな大変になりますよ。」
こういった、代々自然に受け継がれている…下中小児童のさりげなく素敵な「下中しぐさ」はいろいろあるのでしょうね。そして、気付いたときにまた児童へその価値を伝えていきたいと思いました。