6年生 算数 「分数のかけ算」
- 公開日
- 2023/06/01
- 更新日
- 2023/06/01
6年
6年生における算数の授業の様子です。(6年2組)
「分数のかけ算」という単元の最後の方の場面ですが、分数についても公式や計算法則が成り立つかどうかを確かめるとともに習熟を図っています。
担任「分からないところや分からない人いますか。」
児童「はーい。どうしてもこのやり方が分からない…。」
担任「では、黒板のウをヒントにしてみてください。」
児童「あっ分かった!先生ありがとう。」
「分かる人」ときくことだけで授業が展開してしまうと、どうしても、分かっている児童だけで授業が進んでしまうことがあります。そういうことからみても、分からないことを伝えられることに価値がありますし、日常的に、分からないことを伝えられる雰囲気であることが(難しいのでしょうが…)重要だと考えています。
1枚目の写真は、児童が解いた答えをホワイトボードに記すことにより、全員で確認・共有しているところですが、6年生のこの時期にもなると結構難しい問題に挑戦しているのですね。
2枚目の写真は、ホワイトボードをとおして友達の考えを知ることや、教師の説明をききながら、自分なりにポイントだと思うことを、教科書に追記しているところです。自分の言葉で追記することに価値があり、より定着が図られることでしょう。
3枚目の写真は、この時間のまとめとしての習熟の場面です。「それでは『ぐんぐん(算数ドリルの名前)』をやっていきましょう。」という担任の一言で、一斉に各自がドリルに取り組んでいるところです。「しーん…」として集中している姿がありました。そして、様子を見て歩きながら声をかける担任のやさしくも不安そうな眼差しがいいなあ…と思っていました。