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学校日記(学校でのできごとなど)

5年生 家庭科 「お茶をいれよう」 〜児童の様子から〜

公開日
2023/05/14
更新日
2023/05/14

5年

5年生から家庭科を学習していきますが、この日は最初の調理実習「お茶をいれよう」の時間です。

1枚目の写真は、急須にお湯を入れて蒸らしている間の様子です。グループの仲間と自然を声をそろえて60秒を数えています。グループによっては数えている姿がダンスを踊っているようにみえます。

2枚目の写真は、お茶を注ぐ場面です。次のような声がきこえてきます。普段の生活ではない声ですよね。こうやって仲間とともに学ぶ価値を感じます。
「一滴残らずしぼり出せ」
「〇〇さんの入れ方よくね(上手だよね)」
「めっちゃうまそう」
「お茶のにおいがしてきた」
「お茶のにおいって最高じゃね?」

3枚目の写真は、お茶をたしなんでいる(飲んでいる)場面です。担任の他にサポートで入った2名の教師も一緒にいただきました。
代表して児童一人に「感想を教えてください。」と尋ねたところ…
「苦みも…まあほどよく、甘さもあって、しかもちょうどよい温かさで、めっちゃおいしいです!」(そのまま文字に再現しましたが、感想の表現がすごいですね。グルメ番組リポーターかと思いました。)
他にも、
「めっちゃうまい。」…10数名は言っていました
「今まで飲んだお茶の中で一番おいしい。」…金メダリスト岩崎恭子さんみたい
「つくった感がある。」…達成感があるという意味でしょうね

仲間とともに関わること(ひと)、お茶という教材に関わること(もの)、体験や活動による学び(こと)をとおして、ひとつひとつ社会力が育まれていくということを児童の姿から感じました。さらに、時間がかかることですが、自分の生活に今日のことを活かしていきたいですね。

担任も子どもたちのこういった姿をみてとてもうれしそうでしたが、最後のつぶやきがおもしろかったです。
「こんなに準備したのに、私のお茶を入れてもらうの忘れちゃった…。」
日常的に粋なことをしてくださる5年生…次はどうぞお願いします。