一輪車で発電(7/14)
- 公開日
- 2022/07/14
- 更新日
- 2022/07/14
校長室から
何気なく昇降口前を歩いていたときのことです。子どもたちの話し声が聞こえます。授業中なのに何をしているのだろう。気になったので行ってみました。なにやら一輪車をもってタイヤを回す子、クロムブックを操作する子、手回し発電機を見つめている子など話をしていました。真剣な表情をみて、こんな時間に何してるんだろうと少し疑ってしまった自分がはずかしくなりました。話を聞いてみると6年生の総合でSDG‘Sについて学習していること、自分たちのグループは電力不足解消に向けた発電について考えていることがわかりました。クロムブックに簡単な設計図を書き、一輪車を使ってどうやってモーターを回すことができるか真剣に考えていました。ちょっとしたラボのようです。自分たちで見いだしたエネルギー問題について、いろいろアイデアを出し合いながら解決策を見つけていく。今まさに求められている力です。ICT機器を使い、一輪車で発電する仕組みがあることも調べているようです。他にも海の環境問題やウクライナの戦争や平和についてテーマにしているグループがあると担任から聞きました。そもそもスタートは道徳の時間に扱ったSDG’Sの話題だったそうです。色々なことにチャレンジできるのが総合のよさです。頑張れ6年生。近未来の世界を支える人材が下中小学校からうまれつつあります。