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学校日記(学校でのできごとなど)

一人一人が大切にされる活動(3/2)

公開日
2022/03/02
更新日
2022/03/02

校長室から

年が明け、早いものでもう3月です。いく(1月)、逃げる(2月)、去る(3月)というように月日がたつのはあっという間です。先日の放課後、6年生を送る会に向けて体育館に大きな飾りを取り付けました。卒業式まであと少し、みんなが元気に卒業式を迎えられることを祈っています。
2年生の教室を見に行くと、生活科で「集まれみんなのいいところ」という学習をしていました。一緒に過ごした友だちのよいところを認め合うという活動です。このような人との関わりは、とても大切です。自分では気づかなかったことを友だちから認められると、自分も結構いい感じだなと思えるものです。
担任は、みんながカードをもらえるようにまずはグループの友だちのいいところを見つけてカードを書かせました。時間が余った子は、他のグループの子や先生にも書いたようです。「一緒に行こうって行ってくれてうれしかった。」「面白いことをいってくれる。」「いつもニコニコしているところがいいです。」「絵や字がとても上手。」「元気にあいさつができるところ。」「遠いところから歩いてきてすごい。」みんな一生懸命に友だちのいいところを見つけて、丁寧な字でカードを書きました。
カードを渡すとき、担任は「ただ渡すだけでいいですか?」と問いかけます。「渡すときに読もうか。」という声に「エー」という子どもたち。恥ずかしいのでしょう。でも、「何事にもチャレンジすることが大切だよ。」「その方が気持ちが伝わるよ。」と子どもたちがみんなを説得します。少し恥ずかしそうに、そしてうれしそうにカードを渡す姿が印象的でした。担任にも何人かの子がいつもありがとうといいながら渡していました。ほほえましい光景でした。