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学校日記(学校でのできごとなど)

校内授業研究会(12/2)

公開日
2021/12/02
更新日
2021/12/02

校長室から

昨日に比べ朝の冷え込みがきびしく感じました。手袋をしている子も増えてきました。ポケットに手を入れて歩いている子には、転んだときに顔から地面にぶつけちゃうよと注意する声かけも合わせて増えてきました。寒い日は手袋にかぎりますね。消毒するために慌てて手袋を外す姿にほっこりとした気持ちになります。
以前から校門付近のちょっとした段差で、つまずいてしまう子がいるのが気になっていました。先週、校務員さんにお願いして段差をコンクリで埋めてもらいました。自分でやろうかなと思ったのですが、コンクリを扱ったことがないため今回はお願いしてしまいました。なめらかに仕上げていただき、安全に歩くことができそうです。
今日は校内研究の授業研究会がありました。本校では「学び合い、高め合う子どもの育成 〜主体的・対話的で深い学びを通して〜」というテーマで研究を進めています。本日は横浜国立大学講師の永池啓子先生を指導・助言者にお招きしました。授業は1年生の国語「たぬきの糸車」で、みんなでアイデアを出して楽しく音読することが今日の目標です。まず、アニマルダンスで体と気持ちをほぐし、ぞうさんの帽子の暗唱をリズムよく読みました。とても上手です。その後、自分たちのグループで決めた読みたいところをどのように工夫して読むのかを確認し、グループ練習をしました。今日はたくさんの先生が見に来たので、先生たちに声をかけ音読を聞いてもらっていました。「語り」を大切に指導していて、言葉を増やしたり、やさしく気持ちを込めて読むなどの工夫をしていました。どのグループも味わいがあります。全体の場でいくつかのグループが発表しました。事前にどんな工夫をするのかを伝えてから音読します。もちろんみんな暗唱します。発表が終わるとたくさんの褒め言葉が聞かれました。発表した子たちはとてもうれしそうです。友だちとかかわりながら、こうやって自信をつけて学んでいくんだなと改めて感じました。単に知識をつけるだけでなく、豊かに楽しく学ぶことって本当に大切だと思います。今日発表できなかったグループは次の時間やろうねという担任の言葉に「6時間目があるといいね」とつぶやく子がいました。授業が楽しいんだなという思いが伝わりました。こういう時間を全職員で積み重ねていけるよう授業改善に努めていきたいと思いました。
児童下校後、図書室で研究協議を行いました。4,5人のグループで今日の授業について話し合いました。模造紙によかった点や改善点を書いた付箋を貼りながら話し合いは進みます。永池先生からは、音読学習のポイントや「語り」を取り入れていくことのよさややり方をわかりやすくご指導いただきました。今日の授業を迎えるにあたり、永池先生には、忙しい時間を割いていただき授業者にいろいろご指導をいただきました。本当にありがとうございました。きっと先生たちは今日の研究会を通して、明日の授業でこんな風にやってみようかなといろいろ考えたことと思います。こんなことも教師の楽しみの一つだなと思いました。授業ができるってうれしいことですね。