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4年生 国語 教材文「ごんぎつね」をとおした学び

公開日
2024/10/03
更新日
2024/10/03

4年

10月2日(水)

4年2組における国語の学習の様子です。


名作「ごんぎつね」を教材として学んでいく時間ですが、

この時間は、


「なぜ『ごん』は毎日くりやまつたけを置いていったのか」


という、ふたりの友だちからの疑問をみんなで考えています。


友達が抱いた疑問ということもあり、近い発達段階にある4年生からすると、

「たしかに!」

と、疑問自体に共感することもあるようで、多くの子が自分ごととして考えています。


友だちの考えや意見に、


C「そうだよ。」

C「勘違いしているんだよ。」


と、聞こえてくるつぶやきも自然ですし、何より、考えや意見を発表している子たちが、ノートやカードにあらかじめ記されたものを「読む」のではなく、「自分が『今』考えたことを「自分のことば」」で、一生懸命に伝えているので、違う意見であったとしても、受け止め・受け入れやすいようです。


C「じゃあ、24ページの2~3行目を見てください。」

C「ちょっと待って。今探しているから。」


時に、考えや意見の根拠となる「叙述や表記」なども添えた意見も飛び交っているので、結果的に、物語の読み取りも深まってきています。

担任は、出てくる考えや意見を、うれしそうに黒板に記しています。


ちなみに、ノートに貼付された学習カードには、写真・画像のように、「ごんぎつね」を読んで思ったり感じたりした「疑問」について、誰が抱いた疑問であるのかもわかるように一覧としてまとめられています。


これにより、誰の抱いた疑問について解決していくかが、単元全体の見通しをもって子ども自身もみえているようですので、次の時間も、友だちの誰かの疑問をみんなで解決していくのでしょうね。