【校長室から】 2年生 算数 ~交換授業をとおして子どもをみとる~
- 公開日
- 2026/09/15
- 更新日
- 2026/09/15
できごと
+3
9月14日(月)
2年生における算数の学習の様子です。
2年生の算数では、現在、特定の単元において担任が入れ替わる「交換授業」に取り組んでいます。
具体的には、2年1組における「大きな数のひき算」を2年2組の担任が担当し、2年2組における「かさ」に係る単元を2年1組の担任が担当しています。
一例として掲載している写真・画像の一部の様子は2年1組のものですが、いつもと違う授業者に、子どもたちの眼がきらきらと輝いているのがとても印象的でした。
授業者も子どもの心をくすぐるかのように、わざと(授業技術として)「ひき算のひっ算」の位をずらして板書をしはじめます。
すると教室からは、
「えっ!ちがう、ちがう!」
の大合唱。
「どうするの?」
という問い返しに、各々が自席で一生懸命に説明をはじめるなど、集中が持続するとともに、自然と正しい解き方や答えも共有されていました。
いつもとは少し違う新鮮な雰囲気や関わりに程よい刺激を受けながら、子どもたちは目を輝かせて意欲的に学習に向き合っています。
この交換授業には、大きな価値があります。
子どもたちの視点に立てば、担任とは異なる指導や関わりに触れることで新鮮な気持ちで学べるだけでなく、学年の教員みんなと親しくなり、
「何かあったときに誰にでも相談できる関係」
が広がるという安心感につながります。
一方、教員の視点においては、1つの単元に集中して教材研究を行うことで指導の質を高められるだけでなく、学年全体の子ども一人一人を、より多くの「眼」でみとることができるようになります。
多様な視点から多角的に子どもをみとることで、新たな強みや成長の変化に気づき、きめ細やかな支援へとつなげることができます。
子どもの実態や学習状況、専科や特別教室の割り当て等もある関係で、学年によっては頻繁にできることではないのですが、「交換授業」や「合同授業」等は効果的な手立てや仕組みのひとつと捉えています。
いずれにしても、顔の見える関係を広げながら、子どもたちの学ぶ意欲と安心感を育みたいと考えています。