学校日記

【校長のつぶやき】第2回小中連携推進委員会(令和7年10月6日・月)

公開日
2025/10/06
更新日
2025/10/06

校長のつぶやき

3日(金)、小中連携推進委員会を開きました。

国府津小・国府津中の校長・教頭・教務の計6人が一堂に集まり、小中の連携の在り方について話し合います。


今回は、「国府津学区学びのスタンダード」と10月24日(金)に行う「小中連携公開授業」のもち方について、検討しました。

「国府津学区学びのスタンダード」は、1小1中という特性を生かし、9年間を通して国府津の子を育てるという視点で2年前に新たに作成しました。

「主体的、対話的で深い学び」を9年間でどのように追究していくか、話し合いのもち方、学習課題の設定の仕方など、小中の教員で共通理解を図れることをねらいとしています。

他にも、一人1端末をどのように活用していくか、外国語学習や「総合的な学習の時間」をどのように小から中へとつなげていくか、「国府津」や「小田原」などの地域(地元)を学習の中にどのように位置付け、小中それぞれでどのように学ぶ場をもつか、…といったことが、一覧になっています。

小学校・中学校の各教員が互いの学習(教育)内容を理解することで、9年間の見通しをもって教育活動ができることをねらっているのです。

しかし、このスタンダードが効果的に活用されているかというと、正直なところ、まだ十分とは言えません。

どうしたら、効果的に活用されるかということも検討しました。

24日(金)には、小学校の全学級の授業を中学校の先生方に参観していただいた上で、小学校の授業のもち方・あり方について理解を深めていただく場として、授業後に話し合いの場をもちます。

その場で、このスタンダードをもとに話し合いを進めてみてはどうかという話になりました。


さらに、スタンダードには入っていませんが、小中共通の悩み・課題として個別指導のもち方も話題にしてはどうかという話にもなりました。

小学校の段階で学力差が大きくなっていく中で、中学校に進学すると、その差はさらに大きくなってしまいがちです。

そのため、学習や授業に意欲的に参加することができず、自己肯定感も低くなりがちになってしまうことがあります。

この課題を克服するために、小中それぞれで何ができるか、何をしたらよいか、小中、互いの立場からアイデアが出せるとよいのでは…?


小中の教員がともに共通の見通しをもって、「国府津の子たちのために、できることをやる!」…そんなことを目指したいものです。